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2011年08月 アーカイブ

"団地族"の新しい生活パターン


昭和30年から45年の15年間に日本の住宅は1370万戸建てられました。


そのうち公団住宅は5.3%の69万戸が都市部を中心に建設されました。


その特徴は「団地住宅」としての住宅供給手法によって行なわれました。


当初は2階建テラスハウス形式のものもつくられましたが、主流は5階建階段室型フラット形式のアパートでした。


まだまだ注文住宅 大田区が少ない時代の話です。


高層住宅については32年に前川国男氏による晴海のアパート、37年赤羽台の中高層ミックス団地が建設されました。


40年になると市街地再開発事業として14階建を中心とした高層高密団地がつくられるようになりました。


30年代の郊外団地の住宅は、いわゆる2DKの賃貸住宅であり、その入居者は都市サラリーマン階層を中心とする若い核家族でした。


・・・これがいわゆる「団地族」のイメージと新しい生活パターンの母体となりました。


多様なスタイルの注文住宅


30年代の郊外団地建設は郊外スプロールの原因となり・・・


さらに、団地周地の民間分譲地の乱開発とあいまって自治体の反発をうけるようになりはじめました。


その結果、学校、下水道等の公共施設費の増大が高家賃をもたらし、より郊外へより大規模団地へと悪循環がはじまってしまいました。


40年代にはその結果、90分以上の遠隔団地に限られ、「遠・高・狭」と公団ばなれの要因になりはじめました。


また、一方で市街地面開発による高層高密高家賃住宅も多数つくられ、民間マンションブームの火付け役となりました。


公団住宅のプランの特徴は、当初の13坪2DK型から出発し、一貫して「ダイニングキッチン」による寝食分離型をめざし・・・


かつ年度別標準設計の展開の考え方をとりアパートプラン、マンションプラン、注文住宅の原型をつくりあげてきました。


もっとも最近では「型系列による多様な平面計画」という形で、多様な住棟、住戸計画が可能な形へ変質しはじめています。


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