昭和40年代の住宅事情!
注目すべきことは洋風プランの中のいくつかでは、寝室が洋間で「夫婦寝室」、「子供室」のように個室名が明記されています。
・・・ようやく個室の自立と、核家族化のイメージが一部で成立しはじめてきたことを物語っています。
これは注文住宅の増えた現代では当たり前のようなことですが、当時としてはまだまだめずらしいことだったのです。
もうひとつ面白いのは、メートル法改正の直後であり・・・
「尺間」での寸法をさけて、90cm、96cm、100cmの3種類を3尺に対応する平面基準寸法として取りあげ設計してあり、当時の大工さんたちの困った顔付が想像されます。
住宅プランの面積は30㎡以上から90㎡以上の7段階に分けられており、最大のものでも98.01㎡でした。
今日の公庫住宅の上限が120㎡であり、しかもかなりの部分が上限一杯になりはじめていることを考えると・・・
いまさらながら、40年代における広さと質の向上のスピードがうかがわれます。