注文住宅の役割
20年間以上で、100万戸近い住宅建設をした公団はまた世界一の「大家さん」でもあります。
家賃、コミュニティ管理、メンテナンス、環境整備などの団地管理システムのノウハウの蓄績は良くも悪くもわたしたち日本人の大きな財産であるともいえます。
町の生活イメージ、都市の生活イメージをもたない都市流入者は団地という実験装置におけるモルモットとして生活の仕方・・・
そして、コミュニティ活動のしかたの教育をはじめて受けたともいえます。
今後は特殊部落としての団地自治会の枠をこえた地域社会に根ざした団地管理、住宅地経営をすすめていくために・・・
たとえば「コミュニティ機関の育成」などソフトなシステムの開発が大きな役割となってくるでしょう。
また増築、連結、用途変更等の時間の経過にともなう技術およびルールの確立も必要となってくるでしょう。
注文住宅と、公団の果した社会的役割は工業化技術開発の面でも大きな足跡を残してきました。